ホワイトニングはどのくらい持つの?長持ちさせるためのポイントとは

ホワイトニングで歯を白くすると、「できるだけこの白さを長持ちさせたい」と、ほとんどの人がそう思うでしょう。しかし、ホワイトニングで得た歯の白さは永遠ではありません。時間の経過と共に、色の後戻りが起こります。今回は、ホワイトニングはどのくらい持つのか、白さを長持ちさせるポイントと合わせて解説していきたいと思います。

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1.ホワイトニングはどのくらい持つものなのか

ホワイトニング効果の持続期間は、目安として6か月〜1年程度です。歯の質や生活習慣などに左右されるため、個人差が大きく持続期間はあくまで目安となります。ホワイトニングの種類によっても差があり、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは持続期間が異なります。

2.ホームホワイトニングの方が長持ちする理由とは

ホワイトニング薬剤は一般的に「過酸化尿素」が使われています。「過酸化尿素」は、オフィスホワイトニングに使われる「過酸化水素」よりも、分解に時間がかかるため、ホワイトニング効果が現れるまでに時間がかかります。

当院では、ホームホワイトニングにおいても、「過酸化水素」のジェルを取り扱っています。「過酸化尿素」のジェルと比較すると、効果が現われやすく、マウスピースの1日の装着時間が短いなどのメリットがあります。ただし、オフィスホワイトニングのジェルと比較すると低濃度の薬剤なので、やはりオフィスホワイトイングと比べると効果の現われ方はゆっくりです。

じっくり歯を白くしていく分、色が定着しやすいため、ホームホワイトニングの方が長持ちするのです。熱いお湯につかるよりも、ぬるめのお湯に長時間つかった方が、身体が芯まで温まるのをイメージするとわかりやすいと思います。

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3.オフィスホワイトニングの機器による差は?

オフィスホワイトニングには、様々な機器があり、歯科医院によって使用している機器やホワイトニング薬剤が異なります。
使用している機器によって、効果の現われ方や、白さの持続期間に差があります。白さの持続期間が、6か月程度のものが多いですが、当院で使用している「Zoomホワイトスピード」は、長ければ1年以上効果が持続する事もあります。オフィスホワイトニングを希望する際には、使用している機器の種類も確認しておくと良いでしょう。

4.ホワイトニング効果を長持ちさせるためのポイント

ホワイトニングの効果は永遠ではありませんが、適切なアフターケアを行い、毎日の習慣を見直す事で、効果を長持ちさせる事ができます。

(1)適切なアフターケア

a. ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、それだけでも歯を白くする事ができる方法ですが、ホワイトニングのアフターケアとして、使用するのもおすすめです。
はじめは、満足のいく白さになるまで通常通りホワイトニングを行い、その後はホームホワイトニングを適宜利用して、白さをキープしていきます。
色の後戻りを感じた時に、ホームホワイトニングを数日間再開し、再び希望どおりの色になったら一旦使用を中止するなど、自由度の高い使い方もできます。

ホームホワイトニングは、はじめにマウスピースさえ作ってしまえば、ジェルの追加購入でいつでもホワイトニングを再開する事ができます。長い期間白さを維持するのに、とても良い方法です。

b. ホワイトニング歯磨き粉

ホワイトニング効果のある歯磨き粉は、アフターケアとして効果的です。

しかし、「ホワイトニング歯磨き粉」として販売されている商品の多くは、歯の表面の着色汚れを取るタイプのもので、歯自体を白くする効果はありません。中には、研磨剤が多く含まれている歯磨き粉もあるので、成分表示を確認するなどの注意が必要です。研磨剤が多く含まれているものを長期間使用すると、歯の表面を傷つけてしまい、より着色しやすい状態を生んでしまう事があります。

ホワイトニングのアフターケアとして使用する場合は、ホワイトニング成分配合の歯磨き粉がおすすめです。当院では、ホームホワイトニングジェルの成分でもある「過酸化尿素」配合の歯磨き粉を取り扱っています。

(2)着色しやすい飲食物を控える

歯に着色しやすい飲食物を口にする機会が多いと、着色が付きやすく、歯の変色を促進させてしまいます。
ホワイトニング後は、時間の経過と共に色戻りが起こりますは、特にホワイトニング施術直後は、再着色を起こしやすいので注意が必要です。

ホワイトニング直後は、歯の表面を刺激から守るための皮膜である「ペリクル」が剥がれた状態になっており、着色しやすくなっています。オフィスホワイトニングの場合は、施術後24時間は、着色しやすい飲食物を控えるようにしましょう。ホームホワイトニングの場合は、毎日マウスピースを装着するので、施術期間中注意する必要がありますが、2週間毎日は難しい事もあると思います。特にマウスピースを外した後1時間は飲食しないようにしましょう。着色しやすい飲食物をまとめると次のようになります。

<着色しやすい飲食物>

  1. 濃い色のもの
    醤油や味噌、ソースなどの調味料、ケチャップやトマト、カレーなど
  2. ポリフェノールやアントシアニンを含むもの
    ぶどう、ブルーベリー、赤ワイン、チョコレートなど
  3. タンニンやカテキンを含むもの
    コーヒー、ウーロン茶、紅茶、緑茶など
  4. ナッツ類
    ナッツ自体は色が濃くありませんが、実はインクの材料として使われた歴史があるほど色素を多く含みます。

(3)丁寧な歯みがき

歯に汚れが付着していると、着色しやすくなります。歯の汚れを毎日丁寧に除去することが基本となります。みがき残しを減らす事で、再着色を防ぎ、歯の色を長持ちさせる事ができます。
先に紹介したように、歯みがきの際には、ホワイトニング歯磨き粉を使用していただくと、より白さが長持ちします。

(4)定期的なクリーニング

毎日の歯みがきだけでは、歯の汚れは全て除去できません。どうしてもみがき残しができてしまいます。自分では除去しきれない歯の汚れは、定期的に歯科医院で除去するのがおすすめです。
歯科医院では、PMTCという、専門的なクリーニングを行っています。PMTCでは、歯の表面の磨き残しや着色汚れを除去する事ができます。定期的に受けていただく事で、歯質への再着色を防ぐ事ができます。

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5.まとめ

いかがでしたでしょうか。ホワイトニングで得た歯の白さは永遠ではありません。長持ちさせるためのポイントを最後にまとめたいと思います。

<ホワイトニングで得た白さを長持ちさせるためのポイント>

  • 適切なアフターケア(ホームホワイトニング、ホワイトニング歯磨き粉)
  • 着色しやすい飲食物を控える
  • 丁寧な歯みがき
  • 定期的なクリーニング

これらのポイントを実践していただく事で、ホワイトニング効果の持続期間を延ばす事ができます。ホワイトニングを希望する際には、ホワイトニング後、白さを維持する所まで考えておくと良いと思います。

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