ホワイトニングは痛いの?しみる?ホワイトニングと痛みの関係

ホワイトニングを希望している方の中には、「痛みがあるのか?」「しみるのか?」という不安がある方もいるのではないでしょうか。

ホワイトニングは、ホワイトニング薬剤の刺激などによって、歯がしみたり、痛むような感じがする事があります。個人差があり、必ずしもそのような症状が出るわけではありません。

痛みの原因と対処法を知っていただき、安心してホワイトニングを受けていただきたいと思います。

ホワイトニングは痛いの?しみる?ホワイトニングと痛みの関係1

ホワイトニングって痛いの?

全体の2,3割の方に時々ズキンと来る痛みを感じる方がいます。しかしその痛みは我慢できる程度ですので、安心して下さい。

しかしごく稀に非常に強い痛みを感じる方もいますので、そういった際には我慢をしないで歯科医師にお知らせください。

痛みが出る場合には、痛みの度合いに応じて、ライトの距離を離したり、お薬の濃度を下げたり、ライトの照射時間を短くするなど、適切な処置をする事で、痛みを軽減させ、ホワイトニングを継続させた方がより効果が高くなります。

当医院では痛みが心配の方は、術前に痛み止めを服用してから施術を行う事が可能です。また術後にお痛みが残っている際には無料で痛み止めのお薬をお渡ししております。

術後の痛みも1,2日ほどで治りますので、安心して下さい。

ホワイトニングで歯が痛む(しみる)原因は?

ホワイトニングの痛みは、ホワイトニングの薬剤よるものです。薬剤には、高い濃度の「過酸化水素」が含まれており、その刺激が歯の神経に伝わってしまうと、知覚過敏を起こします。

薬剤の濃度は、ホワイトニングシステムによって異なります。濃度が高い薬剤を使用している方が、ホワイトニング効果が高くなりますが、しみる可能性が高くなります。

ホワイトニングは痛いの?しみる?ホワイトニングと痛みの関係2

歯が痛みやすい(しみやすい)ケースとは

歯が、「過酸化水素」の刺激が伝わりやすい状態の場合には、痛みが出やすくなります。エナメル質の下の象牙質が露出してしまっている場合には、痛みが出る可能性が高いので、次のような場合には注意が必要です。

虫歯がある

虫歯がある場合には、象牙質から神経に刺激が伝わりやすく、痛みが出やすくなります。特に大きい虫歯がある場合には、強い痛みが出る可能性が高いので、事前に治療を済ませておく必要があります。

小さな虫歯であれば、虫歯部分を避けて、ホワイトニングを行ってから、後に虫歯の治療をした方が、ホワイトニング後の歯の色に合わせて詰め物の歯の色を決める事ができ、見た目が美しくなります。

歯の先端が割れている

犬歯など尖った歯は、歯の先端が割れやすく、自分では気がつかないうちに割れている事がよくあります。歯ぎしりなどで割れやすくなります。割れていると、象牙質に刺激が伝わりやすく、歯のしみや痛みの原因となります。擦り減っている場合も同様です。

歯の表面にヒビが入っている

一見すると、歯に問題が無いように感じても、歯の表面に細かな傷が付いている事があります。傷がエナメル質だけにとどまっていれば良いですが、象牙質まで達している場合には、痛みを起こす事があります。

歯ぐきが下がるなどして、歯の根がむき出しになっている

歯周病や加齢などで、歯ぐきが下がって、歯の根がむき出しになっていると、象牙質が刺激を受けやすくなります。

詰め物などの治療箇所に隙間がある

虫歯の治療で詰め物をした後、特に年月が経過すると、歯との間に隙間ができる事があります。隙間があると、ホワイトニング剤が入り込み、象牙質に刺激を与えすぎてしまう事があります。隙間が小さければ、治療をしなくても、その部分を保護してホワイトニングをする事もできます。

もともと知覚過敏がある

もともと知覚過敏がある場合、ホワイトニング時に照射するライトの熱で、歯が痛む事があります。知覚過敏の治療を済ませてから行うのが望ましいですが、なかなか知覚過敏が改善しない場合には、ライトの照射時間を短くするなど、その都度、歯科医師と相談の上、実施してきましょう。

痛まない(しみない)ようにする対策

(1)ホワイトニング施術前の対策

ホワイトニング時に痛みが出ないようにするためには、術前にきちんと口腔内診査を行い、歯に何らかしらのトラブルがある時には、処置をしてからホワイトニングを行う事が大切です。

ホワイトニングは痛いの?しみる?ホワイトニングと痛みの関係3

(2)虫歯治療を優先して行う

大きな虫歯がある場合には、基本的には、最初に治療をしてから行うのが良いでしょう。小さい虫歯や歯の裏側、また奥歯の虫歯であれば施術可能です。

先に歯の治療を行い、
その後にホワイトニングを行うと治療した詰め物との色の差が出てしまうため、
先にホワイトニングを行ってからの治療がお勧めです。虫歯がある箇所は、薬剤が触れないように保護してから施術を行います。

(3)歯の欠け、ひび割れ、擦り減りがある場合には、あらかじめその部位を保護してからホワイトニングを行う

術前の口腔内診査でこれらの症状が見つかった時には、その部位にホワイトニング剤が触れないように、粘膜を保護するシリコンなどで保護する事ができます。

薬剤の濃度を薄めたり、ライトの照射時間を短くするなどして、痛みが出にくいように対応していきます。その分ホワイトニング効果は少なくなるので、歯科医師と相談して行います。

ホワイトニング施術後の対策

ホワイトニング施術後は、歯の表面を保護するペリクルという保護膜が剥がれた状態になります。ペリクル層が再生されるまでは、歯は刺激に弱くなっていますので、ホワイトニング後、丸1日程度は、冷たい飲み物などを控えるのが良いでしょう。

当院では、施術後にしみ止めの薬を塗布し、術後に歯がしみるのを予防します。痛みが出てしまった場合、痛み止めが効くので、心配な場合は、処方してもらいましょう。

当医院では無料で痛み止めのお薬をお渡ししていますので、ご希望の方はお申しつけ下さい。

しみる感じや痛みが出た場合、痛みはいつまで続くのか?

しみる感じや痛みはホワイトニングの薬液による刺激が一時的に出ているだけで、
期間には個人差がありますが数日で治ります。
当医院では、結婚式など大切なイベントの前にホワイトニングをする場合には、1週間
から10日前の施術をお勧めしています。

歯周病がある場合に、ホワイトニングを行っても大丈夫?

歯周病がある場合、歯のしみや、痛みの原因となっている事があります。先に説明のとおり、歯周病によって歯ぐきが下がると、歯の根が露出するため、象牙質に刺激が伝わりやすくなります。また、歯周ポケットから出る浸出液は知覚過敏を発生させやすくします。

場合によっては、先に歯周病の治療を進め、炎症が少し落ち着くのを待った方が良い場合があります。ホワイトニング薬剤は、刺激が強いため、歯ぐきを保護した状態で施術を行いますが、万が一歯ぐきに付いてしまうと、歯周組織を傷めてしまう可能性もあります。歯科医師とよく相談の上、ホワイトニング時期を決めていくようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ホワイトニングでは、歯がしみることや、知覚過敏のような痛みが出る事があります。痛みには、個人差があり、必ずしも全員に起こるわけではありません。起こらない人の方が多いのが実際です。

当院では、事前に口腔内診査を十分に行い、適切な処置を行ってから、ホワイトニングを行っています。

普段から知覚過敏になりやすい人は、痛みが出る可能性が高くなりますので、不安がある場合には、施術前によく相談をしていただくのが良いでしょう。

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