歯のホワイトニングまとめ!治療前に知っておきたい料金・治療法・デメリットなどについてまとめて紹介

1_ホワイトニングまとめ

歯のホワイトニングをしたいと思った時、どんな治療法があるのか、どれくらい料金がかかるのか、デメリットはあるのか、といったことが気になる方も多いのではないでしょうか?

口元は、顔の中で目元の次に、目が行くところだと言われています。それだけ人の印象に残りやすく、顔全体の印象に影響する部位だからこそ、治療法やメカニズム、料金などについて納得してから行うべきだと考えています。

本記事では、歯のホワイトニングをしたい方が、納得して治療に臨めるよう、これさえ知っておけば安心の「ホワイトニング前に知っておきたい料金・治療法・デメリットなど」についてまとめてご紹介します。

■まず知っておきたい「ホワイトニング」とは

まず、ホワイトニングを受ける前に知っておきたいのは、「ホワイトニング」とは何かということです。

ホワイトニングと思って施術を受けたけど、「歯が白くならなかった」「汚れが落ちただけだった」といった失敗談は意外と多くあるようです。

自分の求めている「ホワイトニング」を受けられるよう、まずはホワイトニングそのものについて解説します。

1.ホワイトニングとクリーニングの違い

歯を白くする方法として、「ホワイトニング」と「クリーニング」が混同されてしまう事があります。この2つは根本的に異なる治療法ですので注意しましょう。

(1)ホワイトニングとは

歯自体の色を漂白する方法です。ホワイトニング薬剤により、歯の中の色素を分解する事で、歯を白くしているので、歯を傷つける事はありません。

(2)クリーニングとは

クリーニングは、歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)や、歯石・歯垢を取り除く方法です。歯医者の定期検診で、虫歯や歯周病の確認などと合わせて、クリーニングを受けている方も多いのではないでしょうか。
注意が必要なのは、クリーニングはあくまでも歯に付着した汚れを落とすだけで、歯自体の色が白くなることはありません。

歯を白くしたいと思っている方が、クリーニング効果しかない施術を選ぶと、歯が白くならなかったと不満を抱くことに繋がります。歯の汚れを取りたければクリーニング、歯を白くしたければホワイトニングと使い分けるのが重要です。

【関連記事】それは本当にホワイトニング?ホワイトニングとクリーニングの違いを解説

2.ホワイトニングの種類

2_ホワイトニング種類

ホワイトニングとクリーニングが異なるものということは理解してもらえたと思いますが、ホワイトニングにも種類があることはご存知でしょうか?

ホワイトニングには「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類の方法があります。そして、その両方を併用して行う方法を「デュアルホワイトニング」といいます。

(1)オフィスホワイトニングの特徴

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングです。歯面にホワイトニング剤を塗布し、専用のライトを照射して歯を白くします。即効性があるのが特徴で、個人差がありますが、1回の施術で効果を感じる事ができます。

オフィスホワイトニングについては、「オフィスホワイトニングの効果はどれくらい?オフィスホワイトニングの効果と選び方を解説!」で詳しく解説しています。

(2)ホームホワイトニングの特徴

ホームホワイトニングはその名のとおり自宅で行うホワイトニングです。歯科医院で、自分専用のマウスピースを作製し、自宅でマウスピースを装着して薬剤を流し入れて、歯を白くする方法です。
オフィスホワイトニングと比較すると、効果が現れるまでに時間がかかります。毎日決められた時間マウスピースを装着し、2週間程度続けると、効果が現われてきます。その分、ゆっくり薬剤を浸透させていくため、色戻りしにくいといった特徴があります。

ホームホワイトニングについては、「自宅でできるホワイトニング法、ホームホワイトニングを徹底解説」で詳しく解説しています。

(3)デュアルホワイトニングの特徴

即効性のある「オフィスホワイトニング」と、持続性のある「ホームホワイトニング」両方のメリットを兼ね備えた方法です。どちらか単独では不可能なレベルまで歯を白くする事ができます。最も白くなり、白さを維持できる方法です。

デュアルホワイトニングについては、「デュアルホワイトニングの方法とその効果」で詳しく解説しています。

【関連記事】歯のホワイトニングにはどんな方法があるの?ホワイトニングの種類と特徴を解説!

3.ホワイトニングで歯が白くなるメカニズム

ホワイトニング以外の治療でもそうですが、治療を受ける際にそのメカニズムを知らないということも多いのではないでしょうか。メカニズムを知らずに治療を受けることもできますが、メカニズムを理解していれば適切な治療法を選択できる可能性が高まります。

では、ホワイトニングはどのようなメカニズムで歯を白くしているのでしょうか。

ホワイトニングというと歯の色素を薄くする効果をイメージする方が多いと思いますが、実際は色素を薄くするだけでなく、2つの効果で歯を白く見せています。

1つ目は、エナメル質(歯の表面)の色素の無色透明化です。

■効果1:エナメル質の色素の無色透明化

歯の表面に塗布した薬剤(過酸化水素)に、熱が加わる事で、酸素と水に分解され、分解された酸素とエナメル質に付着した色素が結びつき、色素を無色透明化します。

色素が無色透明化すれば歯が白くなると思いますが、実はそれだけでは歯は白くなりません。歯の色は、エナメル質の下の象牙質の色にも左右されているため、歯の表面が白くなると象牙質の色で黄色っぽく見えてしまいます。

そこで2つ目の効果が重要になります。

■効果2:マスキング効果

象牙質は漂白する事ができないため、エナメル質の表面構造を変化させて、象牙質の色が透けて見えないようにします。それがエナメル質のマスキング効果です。

エナメル質は、無数の小柱が束になっています。過酸化水素から生成された酸素は、小柱の構造を角状から球状に変化させます。小柱が球状になる事で、光が反射し、エナメル質の下の象牙質の色を隠し、歯を白く見せます。

【関連記事】ホワイトニングとは?歯を白くする方法と仕組みを解説!

■ホワイトニングってちゃんと効果は出るの?

3_ホワイトニング効果

ここまででホワイトニングがどういったものかは理解できたと思いますが、では、ホワイトニングにはどれくらいの効果があるのでしょうか。また効果のないホワイトニングもあるのでしょうか。

本項ではホワイトニングの効果について詳しく解説します。

1.ホワイトニングの効果

4_ホワイトニングシェードガイド

ホワイトニングの効果は、歯の色見本であるシェードガイド(上図)を元に解説します。シェードガイドを見ると、左にいくほど、白く明るくなっている事がわかります。例えば、4〜6段階白くなるという事は、ホワイトニング前の色の位置から4〜6つ左の色まで白くなるという事です。

それでは、ホワイトニングの効果について、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングに分けて解説します。

(1)オフィスホワイトニングの効果

オフィスホワイトニングは、1回の施術で効果を実感できる即効性の高いホワイトニング方法です。効果の程度は、使用するホワイトニングシステムによっても異なります。
当院の「Zoomホワイトスピードライト」は、特にホワイトニング効果が高く、1回の施術で、シェードガイドで4〜6段階、歯を白くする事ができます。

他のホワイトニングシステムと効果の程度を比較するとこのようになります。(効果には個人差があります。)

オフィスホワイトニングの種類 効果
Zoomホワイトスピードライト 4〜6段階
ビヨンド 2〜3段階
ティオン 3段階程度
ピレーネ 1〜2段階

(2)ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングと比較して、効果が出るまでに時間がかかります。毎日、決められた時間、マウスピースを装着し、2週間程度続けると効果が現われてきます。
2週間で、1〜6段階程度白くなります。ホワイトニングジェルを追加購入し、2週間経過後もホワイトニングを継続して、さらに白くする事も可能です。

(3)デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームニングを併用するデュアルホワイトニングでは、個人差がありますが、10段階程度白くする事も可能です。どちらか一方のホワイトニングだけでは、白さに限界があります。さらに白くしたい場合には、デュアルホワイトニングがおすすめです。

2.効果の期待できないホワイトニングもある?

5_ホワイトニング効果なし

最近、簡単に歯を白くする方法として「セルフホワイトニング」が話題になっています。セルフホワイトニングとは、専門的に行き、自分自身でホワイトニングを行う方法です。価格は非常に安く、3000円〜5000円で手軽に行う事ができます。

(1) セルフホワイトニングの仕組み

セルフホワイトニングは、自分自身で施術を行うため、医療機関以外のサロンやエステでもホワイトニングができるという仕組みになっています。
ホワイトニング薬剤は、医薬品は取り扱う事ができないため、「ポリリン酸」「メタリン酸」「重曹」などが使用されます。これらの薬剤は、市販の歯磨き粉にも配合されている成分で、資格が無くても安全に取り扱う事ができます。

(2) セルフホワイトニングは効果がない?

セルフホワイトニングは、歯の表面の着色汚れなどを除去し、「歯を本来の白さに戻す」事を目的としたものです。歯自体を漂白するホワイトニング効果はありませんので、間違えないようにしましょう。

(3) セルフホワイトニングの問題点

セルフホワイトニングには、いくつかの問題点があります。正しく知った上で、施術を検討するようにしましょう。

・ 自分自身で施術を行わなければならない

セルフホワイトニング専門的に出向いて、自分自身で施術を行うので、とても手間がかかります。薬剤を自分で塗らなくてならず、塗り方によってはムラができてしまう事があります。実際に、「手間がかかる程白くならない」と感じる事も多いようです。

・ トラブルが起きても自己責任になる

自分で施術を行うため、施術中や施術後に何かトラブルがあっても自己責任になります。安全性の高い薬剤を使っているので、トラブルは起こりにくいですが、注意が必要です。

・ 専門店をきちんと選ぶ必要がある

セルフホワイトニングを行う専門店は、歯科医院と違って、資格が無くても少ない資金で手軽に開業する事ができます。そのため、流行にのって始めた業者も多く、悪質な業者が無いとは言い切れません。
中には、高額なコースなどを勧めてくる場合もあるかもしれませんので、セルフホワイトニングを希望する際には、あらかじめ専門的をきちんと選ぶようにしましょう。

このように、セルフホワイトニングは、いくつかの問題点がある上、歯自体を漂白する効果はありません。本当に歯を白くしたい方は、歯科医院で取り扱っている「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」をおすすめします。

【関連記事】セルフホワイトニングは効果があるの!?今話題のセルフホワイトニングとは

3.ホワイトニング効果の持続期間

6_ホワイトニング持続期間

ホワイトニングで得た歯の白さは、残念ながら永遠ではありません。半年から1年程度で、徐々に元の色に戻ってきてしまいます。

歯の質や生活習慣などにも左右されるため、個人差が大きく、持続期間はあくまで目安です。即効性のあるオフィスホワイトニングと比較して、時間をかけてじっくり白くしていくホームホワイトニングの方が、効果の持続期間は長くなります。両方を併用するデュアルホワイトニングは、効果がより持続しやすくなります。

ホワイトニング後も、適切なアフターケアを続ける事で、効果をできるだけ維持する事が可能となります。アフターケアには、ホームホワイトニングを継続して行う方法、ホワイトニング歯磨き粉を使用する方法があります。後ほど、詳しいケア方法を紹介したいと思います。

【関連記事】ホワイトニングはどのくらい持つの?長持ちさせるためのポイントとは

■ホワイトニングは自宅でもできる?

7_ホワイトニング自宅

ホワイトニングを検討し始めると気になるのが、自宅でも可能かどうかだと思います。自宅で行うホワイトニングには、歯科医院で処方されたホームホワイトニング以外にも歯磨き粉を使用したものもあります。また、重曹でできないのか?といった疑問をお持ちの方も多いようですので、合わせて解説します。

1.ホワイトニングは自宅でもできる

自宅でできるホワイトニングは、大きく分けて2種類「ホームホワイトニング」と「歯磨き粉を使ったホワイトニング」です。

(1)ホームホワイトニング

自宅で、マウスピースにホワイトニングジェルを注入し、装着して歯を白くする方法です。オフィスホワイトニングと並ぶ代表的なホワイトニング方法です。
十分にホワイトニング効果を発揮させるためには、自分にぴったり合った専用のマウスピースを使う事が大切です。

マウスピースは、ホワイトニング剤を販売している歯科医院で作製する事が可能ですが、海外で販売しているキットを購入すれば自分で安く作る事もできます。しかし、自分で作るものは、ぴったり合うマウスピースを作るのは難しいのであまりおすすめできません。合わないマウスピースでは、効率的に白くできないばかりか、痛みが出る事もあります。十分なホワイトニング効果を得るために、マウスピースは、歯科医院で作る事をおすすめします。

(2)歯磨き粉を使ったホワイトニング

「過酸化尿素」は配合されているホワイトニング用歯磨き粉は、歯を漂白する“ホワイトニング効果”があります。「過酸化尿素」は、ホームホワイトニングジェルの成分でもあります。
毎日の歯磨きの時に、通常の歯磨き粉と同じように使っていただけます/ホームホワイトニングジェルと比較すると「過酸化尿素」の濃度が低いので、ホームホワイトニングのように明らかな効果を感じるのには、時間がかかります。歯磨き粉だけで、歯の色を何段階も白くする事は難しいですが、1〜2か月使用を続けると、歯の黄ばみがやわらいできます。

「ホワイトニング効果がある」と宣伝している歯磨き粉は、数多く市販されています。その多くは、「歯を本来の白さの戻す」事を目的とした歯磨き粉で、歯の表面の着色を落とすものです。歯自体を漂白する成分は含まれていない事が多いので、注意して成分表示を確認するようにしましょう。

(3)その他

その他に、歯自体を白くする“ホワイトニング”とは異なりますが、「歯のマニキュア」や「重曹」を使った方法があります。
歯のマニキュアは、歯の表面にマニキュアのように白い塗料を塗る方法です。その時だけ歯を白くするもので、時間が経つと剥がれます。歯のホワイトニング効果もクリーニング効果もありません。また、使用後にマニキュアの取り残しがあると、汚れが溜まりやすくなるので注意しましょう。
重曹を使った方法については、次の項で詳しく解説したいと思います。

【関連記事】自宅でも簡単にできるホワイトニング方法を解説!

2.重曹にホワイトニング効果は期待できない

8_ホワイトニング重曹

最近、口コミなどで「重曹にホワイトニング効果があるのでは」と話題になっています。重曹をつけて歯磨きをする方法や、重曹を入れた水でうがいをする方法がテレビ等のメディアで紹介される事もあります。
実際は、重曹に“ホワイトニング効果はありません”ので注意しましょう。重曹は、歯の表面の汚れを落とす「クリーニング効果」はありますが、歯自体の色を漂白する「ホワイトニング効果」はありません。

また、重曹は研磨作用の強い物質ですので、繰り返し使用すると、歯の表面を傷つけてしまう恐れがあります。また、歯ぐきや舌や喉などの粘膜を刺激して、炎症を起こしてしまう事もあります。クリーニングを目的とする場合でも、あまりおすすめできません。

【関連記事】重曹でホワイトニングできるの?重曹ホワイトニングとは

3.ホワイトニング歯磨き粉は補助として使うのが良い

ホワイトニング歯磨き粉だけで、歯の色を何段階も白くするのは難しいです。感じる効果としては、歯の黄ばみがやわらぐ程度と思ってもらったほうが良いでしょう。
そこで、おすすめするのは、即効性のあるオフィスホワイトニング施術後に、白さを維持するためのアフターケアとして、歯磨き粉を使用する方法です。

オフィスホワイトニングは、1回の施術で歯を白くする事ができますが、ホワイトニングで得た歯の白さは永遠ではありません。徐々に元の歯の色に戻ってきてしまいます。ホワイトニング歯磨き粉を補助的に使用する事で、歯の色戻りを防ぎ、歯の白さを維持する事ができます。

【関連記事】歯磨きで歯はホワイトニングできるの?ホワイトニング歯磨き粉の利用方法と本当に歯を白くする方法

■ホワイトニングの料金・費用はどれくらいかかる?

9_ホワイトニング費用料金

ホワイトニングについて調べ出すと、お店によって料金・費用が異なることに気が付くと思います。ホワイトニングは、使用する機器や方法によって料金・費用が異なります。ここではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの料金について解説します。

1.ホワイトニングは保険適用外

まずは、ホワイトニングが保険適用されるかどうかですが、ホワイトニングは保険が適用されず自費診療となります。
健康保険は、病気や怪我をした時に少ない負担額で、最低限の治療を行う制度です。ですから、審美を目的としたホワイトニング治療は、保険は適用されません。

2.ホワイトニングの料金例

ホワイトニングは自費診療なので、各歯科医院で料金を設定するため、歯科医院毎に料金が異なります。ホワイトニングの料金例を参考価格としてまとめましたので参考にしてください。

(1)オフィスホワイトニングの場合

ホワイトニングの種類 相場価格(1回あたり)
Zoomホワイトスピードライト
(1回の施術で4〜6段階白くなる)
3万円〜5万円程度
当院の価格は31,900円
ビヨンド
(1回の施術で2〜3段階白くなる)
1万円〜3万円程度
ティオン
(1回の施術で約3段階白くなる)
2万5千円〜5万円程度
ピレーネ
(1回の施術で1〜2段階白くなる)
1万円〜2万円程度

ホワイトニングの効果の程度を参考として載せましたが、ホワイトニングの種類により、効果の現われ方は異なります。価格が安くても、満足のいく白さになるまで、数回の施術が必要な場合もあります。

(2)ホームホワイトニングの場合

ホームホワイトニングでかかる料金は、マウスピース作製料金とホワイトニングジェルの料金です。
料金の相場は、マウスピースと2週間分のジェルを合わせて3万円程度です。

ホワイトニング東京のホームホワイトニングは、マウスピース上下17,000円、ホワイトニングジェル4本(2週間分)6,400円、ジェルの追加購入は、1本1,600円になります。

【関連記事】【意外と割安?】気になるホワイトニング料金を徹底解説!

■【シチュエーション別】おすすめのホワイトニング

ホワイトニングを希望する人は、様々な理由があると思います。結婚式や就職活動、婚活など、理由や目的、シチュエーションごとに、おすすめのホワイトニング方法を紹介します。

1.「就職活動や婚活に向けて白くしたい場合」にはホームホワイトニングがおすすめ

10_就活婚活

これから就職活動や婚活をする場合など、歯を白くさせたいと考えている活動期間に幅がある場合には、色戻りしにくい「ホームホワイトニング」がおすすめです。

ホームホワイトニングは、2週間程度続けてから、ゆっくり効果が現われてきます。即効性がありませんが、色戻りまでの期間が長いので、白い歯を維持しやすくなります。ホームホワイトニングは、白さに満足できたら一旦使用を中断し、色戻りが気になってきたら、使用を再開する…というように自由度が高い使い方もできるのが魅力です。

目的の期間までに時間が無い場合など、早く白くしたい時は、オフィスホワイトニングを行ってから、活動期間中の間ホームホワイトニングを使用して、歯の白さを維持していくのが良いでしょう。

【関連記事】自宅でできるホワイトニング法、ホームホワイトニングを徹底解説

2.「大事なイベントの前」にはオフィスホワイトニングがおすすめ

11_結婚式ブライダル

結婚式など、歯を一番美しく見せたい目的の日が決まっている場合には、即効性のあるオフィスホワイトニングで歯を白くするのがおすすめです。
当院のオフィスホワイトニング「Zoomホワイトスピードライト」の場合は、1度の施術で平均6段階程度白くなるので、多くの方が1回で満足のいく白さになりますので、結婚式の1週間前から10日前にオフィスホワイトニングを受けていただいています。

ホワイトニングの効果には個人差があります。歯質によっては、一回の施術で満足のいく白さにならない場合があります。また、ホワイトニングの種類によっては、数回の施術が必要の場合もあります。目的の日に、白く美しい歯にするためには、タイミングが大切です。目的の日よりもかなり前の段階で、事前に施術するタイミングについて相談しておくのが良いでしょう。

【関連記事】オフィスホワイトニングの効果はどれくらい?オフィスホワイトニングの効果と選び方を解説!

3.「とことん歯を白くしたい人」にはデュアルホワイトニングがおすすめ

12_デュアルホワイトニング

目的に関わらず、「とことん歯を白くしたい人」には、効果の高いデュアルホワイトニングがおすすめです。デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どちらか単独では得られない歯の白さを実現する事ができます。また、色戻りもしにくいので、白い歯を長く維持する事ができます。結婚式など目的の日が決まっている場合でも対応できます。

【関連記事】デュアルホワイトニングの方法とその効果

ホワイトニングにベストなタイミングについては、「効果を最大限に引き出すには?ホワイトニングにベストなタイミングとは」で詳しく解説しています。

■ホワイトニングは痛くないの?

ホワイトニングをするにあたって、「痛みはあるのか?」「しみるのか?」と不安がある方も多いでしょう。ホワイトニングは、ホワイトニング剤の刺激によって、痛みがでる事やしみる事がありますが、必ずしも全員に症状が出るわけではありません。痛みを感じる原因と、 対策を知っておき、安心して施術を受けていただきたいと思います。

1.ホワイトニングは痛みを感じる場合がある

ホワイトニングで起こる痛みは、ホワイトニングの薬剤「過酸化水素」によるものです。「過酸化水素」の刺激が歯の神経に伝わると、痛みを感じる事があります。
薬剤の濃度が濃いほど、ホワイトニング効果は出やすいですが、痛みを感じやすくなります。逆に、薬剤の濃度が薄い程、ホワイトニング効果は出にくいですが、痛みを感じにくくなります。

また、歯が「過酸化水素」による刺激を感じやすい状態に場合には、痛みを感じやすくなります。エナメル質の下の象牙質が露出してしまっている場合には、痛みを感じる事が多いので、次のような場合は注意が必要です。

  • 虫歯がある
  • 歯の先端が割れている
  • 歯の表面にヒビが入っている
  • 歯ぐきが下がるなどして、歯の根がむき出しになっている
  • 詰め物などの治療箇所に隙間がある
  • もともと知覚過敏がある

2.痛み止めを塗布すれば安心

痛みが出ないようにする対策として、当院では、施術後に必ずしみ止めの薬を塗布しています。歯の神経に刺激が伝わりづらくなるため、施術後の痛みが軽減されます。

また、あらかじめ痛みがでそうな箇所が分かる場合には、その部分をシリコン剤等で保護してから、ホワイトニング剤を塗布するようにしています。

【関連記事】ホワイトニングは痛いの?しみる?ホワイトニングと痛みの関係

■ホワイトニングの流れ

13_ホワイトニング流れ

ここでは当院で行っているオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの流れを解説します。

1.オフィスホワイトニングの流れ

(1)カウンセリングと施術のご説明

はじめに、歯科医師がお口の中の確認と検査を行います。施術内容の詳細や、注意点をご説明します。機械による色調測定を行い、どれくらい白くなるのか、予測を立てご説明します。

(2)クリーニング

施術を行う歯の表面に付着した着色汚れや歯石を除去し、薬剤を浸透しやすくします。

(3)施術開始・歯ぐきの保護

薬剤が歯ぐき粘膜につかないように、専用のシリコン剤で歯ぐきを保護します。この時、歯の欠けやひび割れなど、痛みが出る可能性がある部位を保護する事もあります。

(4)ホワイトニング薬剤の塗布・ライト照射

ホワイトニング薬剤を歯に塗布し、「Zoomホワイトスピード」を使用して、ライトを照射します。

(5)ホワイトニング薬剤の除去

薬剤を吸引しながら、剥がして取り除いていきます。
※薬剤の塗布〜ライト照射〜薬剤の除去までを3回繰り返します。

(6)施術後の色調測定・写真撮影

施術後の色調を測定、写真撮影を行い、ホワイトニング効果についてご説明します。

(7)しみ止め(痛み止め)の薬を塗布

最後に、歯の痛みを防ぐため、しみ止めの薬を塗布します。

基本の流れはこのようになります。痛みが強い場合には、ライトの照射時間を短くしたり、薬剤の塗布の回数を減らすなどして対応します。

2.ホームホワイトニングの流れ

ホームホワイトニングの場合は、ホワイトニングは自宅で行うので、歯科医院での行程は少なくなります。

(1)カウンセリングと施術のご説明

はじめに、歯科医師がお口の中の確認と検査を行います。オフィスホワイトニングの場合と同様に、ホワイトニングの注意点等をご説明します。

(2)歯の型取り

自分専用のマウスピースを作製するために、歯の型取りを行います。技工士が作製するため、出来上がりまでに2週間ほどかかります。

(3)マウスピースとホワイトングジェルのお渡し

マウスピースと、2週間分のホワイトニングジェルをお渡しします。
当院では、1)来院して受け取り、2)送料無料での郵送 から受け取り方法が選べます。

(4)自宅でホワイトニングを行う

まずは2週間、ジェルを注入したマウスピースを装着します。マウスピースの装着時間は、ジェルの種類によって異なります。当院の場合は、1日1時間だけの装着で大丈夫です。
2週間継続後、更に歯を白くしたい場合には、ジェルを追加購入し、継続してホームホワイトニングを続けていただく事が可能です。

ホームホワイトニングは自分の好きなタイミングでホワイトニングができるというメリットがある一方、使用方法等を誤ると思うような効果が出ない事があります。「ホームホワイトニングの注意点まとめ」を参考にホワイトニングをしていくことをおすすめします。

■ホワイトニング後のアフターケアはどうしたら良い?

ホワイトニングで得た効果は永遠ではありません。ホワイトニング後は、歯の色戻りを防ぎ、白さを維持させるために、アフターケアを行いましょう。
ホームホワイトニングをアフターケアとして利用する方法や、ホワイトニング歯磨き粉を使う方法がおすすめです。

1.ホームホワイトニング

ホームホワイトニングをアフターケアとして利用しましょう。アフターケアとして継続的にホームホワイトニングを行う事で、色戻りを防ぐ事ができます。

ホームホワイトニングは、ホワイトニングジェルの追加購入をする事で、自分のペースで自由度の高い使い方ができます。歯の色が元に戻ってきたと感じたら、数日間ホームホワイトニングを行い、再び白くなってきたら一旦使用を中止するといった方法です。このように継続的にホームホワイトニングを使ってケアをしていく事で、長期間、歯の白さを維持する事ができます

2.ホワイトニング歯磨き粉

ホワイトニング効果がある歯磨き粉を、通常の歯磨き粉と同じように、歯磨きの際に利用していただく方法です。ホワイトニング効果のある「過酸化尿素」がしっかりと配合されているものを選びましょう。当院でも取り扱いをしています。

ホワイトニング用歯磨き粉として市販されているものの多くは、ホワイトニング成分は配合されていないタイプで“歯の表面の汚れを取る”事を目的としているので、よく確認して購入するようにしましょう。

【関連記事】ホワイトニング後のアフターケアを解説!白さを維持する秘訣

■ホワイトニングQ&A

最後に、ホワイトニングでよくある質問をQ&A形式でまとめて紹介します。

1. Q1.ホワイトニングで、どのくらい白くなりますか?

ホワイトニングは、薬剤を歯に浸透させて、歯を白くするものです。薬剤の浸透しやすさなど、どうしても個人差があります。
当院のオフィスホワイトニング「Zoomホワイトスピード」では、平均して4〜6段階、歯が白くなります。ホームホワイトニングを併用する事で、更に白くする事が可能です。
白くなりにくい歯の質もありますので、どれくらい白くなるのかについては、歯の検査をしてから予測を立て、患者様にご説明しています。

2. Q2.効果はどのくらい持続しますか?

ホワイトニング効果は、永遠には続きません。歯の質や生活習慣によって個人差がありますが、オフィスホワイトニングの場合は、3か月〜6か月程度、ホームホワイトニングの場合は、6か月〜1年程度です。また、両方のホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングは、1年以上持続する事もあります。

効果をより持続させるためには、適切なアフターケアをする事が大切です。

3. Q3.ホワイトニングができない場合はありますか?

(1)妊娠中・授乳中

妊娠中・授乳中の方は、ホワイトニングをする事ができません。ホワイトニングは危険なものではありませんが、現在のところ妊娠中・授乳中の方が絶対に安全だという確認ができていません。妊娠中・授乳中の身体はとてもデリケートなので、いつもは起こらない反応が出る可能性があります。少しでもトラブルが起こる可能性がある施術は避けた方が良いと言えます。ホワイトニングは、出産後・卒乳後に行うようにしましょう。

(2)歯が成長途中の18歳以下

当院では、歯が成長途中の段階にある18歳以下の施術はお断りしています。
ホワイトニングの薬剤は、基本的に、成長しきった歯に対して使用するように開発されています。最近では、歯に優しい薬剤の開発が進み、年齢制限無く施術できるホワイトニングもあるようですが、その判断は各歯科医院に委ねられているのが現状です。
永久歯に生え変わったばかりの歯は、大人に比べて、エナメル質が柔らかく、未成熟です。薬剤の刺激でダメージを受ける可能性がありますので、18歳を過ぎてから行うのが良いでしょう。

(1)無カタラーゼ症

無カタラーゼ症は、ホワイトニングの絶対的禁忌症です。無カタラーゼ症とは、過酸化水素を分解する酵素「カタラーゼ」が不足している病気です。
ホワイトニング薬剤は、過酸化水素(過酸化尿素)が含まれているため、決して行ってはいけません。過酸化水素を分解できないため、有害物質として身体に残り、進行性口腔壊死など危険な症状を招く恐れがあります。

(2)重度の虫歯や歯周病がある場合

重度の虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングを行うと強い痛みが出る事があります。まずは、虫歯や歯周病の治療に専念するようにしましょう。
軽度の場合には、痛みが出る可能性がある場所を保護して施術を行う事も可能です。ホワイトニング施術後、しっかりと治療を行いましょう。

【関連記事】ホワイトニングを受ける前に知っておきたい注意点

関連記事