オフィスホワイトニングの効果はどれくらい?オフィスホワイトニングの効果と選び方を解説!

白く美しい歯は、その人の顔の印象も明るく美しいものに変えます。「オフィスホワイトニングはどのくらい効果があるのか」また、「オフィスホワイトニングでしっかりと効果を出すためのポイント」について、様々な角度から解説していきたいと思います。

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1.オフィスホワイトニングでどれくらい白くなるのか?

オフィスホワイトニングは、即効性に優れたホワイトニング方法です。1回である程度の効果が期待できます。しかし、効果の現れ方には、個人差が大きいため、どのくらい白くなるのかは一概には言えません。
歯の白さを判断するために用いる「シェードガイド」を参考にし、一般的な効果の現れ方を紹介したいと思います。

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上のシェードガイドでは、右にいく程、色が濃くなっています。左の3つは人工的な歯の色なので、除外して考えます。例えば、当院の「Zoomホワイトスピードライト」を行うと、効果が良く現れた場合には、このシェードガイドで自分の歯の色の位置から左に6〜8段階程度白くなります。効果の現れ方は、使用するオフィスホワイトニングシステムによって異なります。例えば「ビヨンド」は1回の施術で2〜3段階白く、「ティオン」は1回の施術で3段階程度白くなります。

この表を細かく見ていくと、歯の色は「A」「B」「C」「D」4つの種類に分類されている事がわかります。この中で「C」「D」系統の色は、グレーがかった暗い感じになっており、白くなりにくいとされています。こういった歯の場合には、1回の施術では思うような効果が出ない場合もあります。

オフィスホワイトニングの効果については、インスタグラムでも解説しています!

2.他のホワイトニング方法との効果の違い

オフィスホワイトニングは、ホワイトニングの中で最も即効性があるホワイトニング方法です。その他のホワイトニング方法の効果の現れ方について解説していきたいと思います。

(1)ホームホワイトニングとの効果の違い

ホームホワイトニングは、効果が現れるまでに時間がかかります。最終的には、オフィスホワイトニングと同じように白い歯を手に入れる事ができます。
オフィスホワイトニングは「過酸化水素」が使われますが、ホームホワイトニングは一般的に「過酸化尿素」が使われます。「過酸化尿素」は、分解されて「過酸化水素」になってから、ホワイトニング効果を発揮します。そのため、分解されるのに時間がかかる分、効果が現れるまでに時間がかかるという訳です。毎日マウスピースを装着して、2週間程度で効果が現れてきます。1日の装着時間は使用する薬剤によって異なります。当院は、日本ではめずらしくホームホワイトニング薬剤に「過酸化水素」を使っています。一般的なホームホワイトニングでは、寝ている間8時間程度、マウスピースを装着しなければいけないものが多いですが、当院のホームホワイトニングは、1日1時間の装着で大丈夫です。
ホームホワイトニングは、即効性はありませんが、じっくり白くしていくため、痛みが出にくく自然な白さになるというメリットがあります。また、一度マウスピースを作製してしまえば、薬剤を追加購入するだけで、継続して何度でもメンテナンスを行う事ができるので、費用対効果の高い方法だと言えます。

(2)ホワイトニング歯磨き粉との効果の違い

「ホワイトニング歯磨き粉」と言われている商品は、数多く出回っています。“ホワイトニング”という言葉が使われていても、オフィスホワイトニングのように歯を白くする効果があるものは少なく、ほとんどは歯に付着した着色汚れを除去し、“歯を本来の白さに戻す”というものです。
ホワイトニング歯磨き粉には、おおまかに3種類のものがあります。

  1. ホワイトニング成分配合タイプ
  2. ポリリン酸タイプ
  3. 研磨剤タイプ

「b c」のタイプは、歯に付着した汚れを除去するものです。「a」のタイプの歯磨き粉には、ホワイトニング効果がありますが、単独でオフィスホワイトニングのように歯を白くするのは難しいです。どちらかというと、オフィスホワイトニング後のメンテナンスとして、白い歯を維持するために使用する方が向いています。

(3)セルフホワイトニングとの効果の違い

歯を白くする方法として、巷では「セルフホワイトニング」が話題です。セルフホワイトニングは、エステやサロンのような所に出向き、“セルフ”自分自身で行うホワイトニング方法です。日本では法律上、歯科医師・歯科衛生士以外は、口の中を触れる事ができないため、その抜け道ともいえる方法です。“ホワイトニング”という言葉が使われているので、歯を白くする効果があると思われがちですが、実際には、歯に付着した汚れを取るものになります。オフィスホワイトニングのような効果は得る事ができません。

3.効果のあるオフィスホワイトニングの選び方

(1)ホワイトニング薬剤の種類で選ぶ

ホワイトニングには、過酸化水素という薬剤が使われています。基本的に薬剤の濃度が高ければ高いほど、作用時間が長ければ長いほどホワイトニング効果が現れやすくなります。ただし、過酸化水素濃度が40%を超えると歯にダメージを与える可能性があるため、高濃度のものでも35%前後となります。ホワイトニングシステムによって使用している薬剤の種類/濃度も異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。当院の「Zoomホワイトスピードライト」は、過酸化水素35%のもので、1回の効果が高いホワイトニングです。

(2)ホワイトニング専用ライトの種類で選ぶ

オフィスホワイトニングでは、薬剤を歯に塗布した後、専用のライトを照射します。ホワイトニング薬剤には、過酸化水素の他、光と反応して過酸化水素の分解を促進させホワイトニング効果を高める触媒が含まれています。ホワイトニングシステムによって、使用している触媒やライトが異なりますので、同じ濃度のホワイトニング薬剤を使っていたとしても、効果の現れ方が異なります。
ホワイトニングで使われるライトには、「ハロゲンライト」、ハロゲンライトより少し効果の高い「キセノンライト」「LEDライト」「アルゴンレーザー」などがあります。ライトの種類だけで効果を判断するのは難しいです。使用する薬剤の種類などと合わせて、効果の現れ方や費用の面から検討するのが良いでしょう。
当院のZoomホワイトスピードライトは、最新型LEDライトで、現在光を当てるマシンの中で最も白くなる最上位マシンです。1回の施術で白い歯を手に入れる事ができます。

4.効果を最大限に出すための施術後の注意点

ホワイトニング効果を最大限に出すためには、施術後の注意を守っていただく事が大切です。患者様自身の協力が必要不可欠です。
ホワイトニングをした直後は、歯の表面を保護している薄い膜(ペリクル)が剥がれている状態です。ペリクルが再生されるのには、24時間〜48時間かかります。それまでは、歯に色が付きやすい状態となっているので、カレーやトマトソースなど色の濃い食べ物や、コーヒーやお茶、ワインなどの飲み物は控えるようにしましょう。また、喫煙も控えた方が望ましいです。

5.白さを長く持続させたいならホームホワイトニングと併用がベスト

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歯のホワイトニングを行い、白い歯を手に入れても、歯は元の色に戻ろうとする力があるので、どうしても色戻りが起こります。オフィスホワイトニングで得た効果を、なるべく持続させるためには、アフターケアとしてホームホワイトニングと併用するのがおすすめです。
ホームホワイトニングは、最初にマウスピースを作ってしまえば、ジェルを追加購入するだけで継続的にホワイトニングを行う事ができるので、オフィスホワイトニングで白くなった歯を、長く維持させる事ができます。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。オフィスホワイトニングは、1回の効果が高いホワイトニング方法です。白くなり方には個人差がありますが、1回の施術でも数段回白さをアップする事ができます。効果の現れ方は、薬剤の種類/ホワイトニング専用ライトの種類によって異なりますので、事前に確認してから施術を受ける事をおすすめします。アフターケアとしてホームホワイトニングと併用する事で、より長く持続した効果を実感する事ができます!

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